2009年01月07日

九年庵

佐賀、吉野ヶ里公園の帰り道、神埼町に在る、九年庵に寄りました。ここは、明治25年に佐賀の実業家、伊丹弥太郎が造った別荘で、明治33年 から9年の歳月をかけて庭園を築いた事が名前の由来だそうです。四季それぞれの美しさがあり、苔が絨毯のように拡がっています。秋の紅葉の時期にだけ9日間、一般公開されます。
今の時期は残念ですが、中には入れませんでした。
独身時代に足を運んで以来、久しぶりに訪れました。作庭者は久留米の誓行時住職、阿(ほとり)和尚が「自然のあるがままの姿で活かし、水の有るところ、水を使う」茶道の奥義を心として、庭木、庭石を一つ一つ吟味し、作庭したと言われています。 この和尚は、当時の九州では茶室や築庭の名人と言われていたようです。今年の紅葉の季節に、みんなと訪れようと思っています。
しとやかに翠緑




Posted by べっぷちゃん at 13:16│Comments(5)
この記事へのコメント
九年庵、近くは通りますが、訪問したことがありません。いつでも開いているのですか?愛妻と訪問したいと思っております。
Posted by リバーサイド井上羊水 at 2009年01月08日 09:23
9日間しか開いていないのですね。それ以外は全く閉まっているのですか?
また外から見るだけでもよさそうですね。
Posted by リバーサイド井上羊水 at 2009年01月08日 09:26
11月下旬の紅葉の頃、2週間くらい公開していると思います。
周辺に、神埼そうめんの粉を挽いた神崎水車や、ドイツ人、シーボルトに師事し、当時不治の病と言われたジフテリアを治した伊藤玄朴旧宅など、見るところ盛り沢山だと思います。
Posted by べっぷちゃん at 2009年01月08日 10:46
社員旅行に九年庵、あるとおもいます。安・近・短で経費削減。
Posted by 社員№55 at 2009年01月08日 15:42
有り難いコメントを頂戴し恐縮です。私も同じ思いです。また、忌憚ない意見を 聞かせて下さい。
Posted by べっぷちゃん at 2009年01月08日 16:11
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